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Heart 2013年7月号 SOLD OUT |
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2013年6月17日発売
A4変型判 価格:本体 2,000円+税 ISBNコード:978-4-287-86023-6
全ページカラー印刷
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特集●何を観察する? どうアセスメントする?
心臓外科手術の術後管理
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企画編集/遠藤美代子 |
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画像をクリックするとサンプルをPDFでご覧いただけます |
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近年,心臓外科手術の進歩に伴い,今までは手術適応とはされず内科的治療を選択していたハイリスクの患者さんや高齢の患者さんが手術を受けられるようになりました。心臓外科手術を受ける患者さんは,生命の危機的状態を脱するために緊急で手術をすることも少なくありません。
循環器領域の医療は,チームとして,医師をはじめ,臨床工学技士,理学療法士,薬剤師,栄養士,臨床心理士などの多職種が連携して治療を提供しています。それぞれが専門的な知識・技術を持って役割を果たしています。いうまでもなく,看護師もそのなかの一員です。チーム医療を支える重要なキーパーソンであることを意識して,看護師の役割を果たすことはとても重要なことです。
看護師は,患者さんの病態を把握したうえで,状況に応じた適切な対応をとることが求められています。患者さんの状態から合併症を予測・予防し,早期発見に努め,発見したときには迅速な対応が必要になります。そのためには,循環器領域の基礎を学び,一つ一つの看護経験を丁寧に積み重ねていくことが大切です。
今回の特集では,心臓外科手術の術後ケアを実践する際に,看護師が何を観察し,どのようにアセスメントしていけばよいのかに着目し,心臓外科手術の術後ケアに必要な知識について,スペシャリストの方々に解説をお願いしました。まずは,心拍動下バイパス手術(off-pumpバイパス術)を受ける患者の術後管理,次に,開心術を受ける患者の術後管理として,1)冠動脈バイパス術を受ける患者の術後管理,2)弁形成術・弁置換術を受ける患者の術後管理,3つめに,大動脈疾患患者の術後管理,最後に,重症心不全患者の術後管理として,1)補助人工心臓装着術を受ける患者の術後管理,2)心臓移植を受ける患者の術後管理としました。また,術後管理にはリハビリテーションが欠かせないと考え,心臓外科術後リハビリテーションの章を設け,理学療法士の立場から解説をお願いしました。日々の看護実践のなかですぐに使える知識や看護技術が盛り込まれています。今回の特集が,皆様の日常のケアの一助となりましたら幸いです。
最後に,ご多忙にもかかわらず快く執筆してくださった諸先生の方々に心より感謝申し上げます。また,いつも迅速な対応で支えてくださった医学出版Heart編集部の皆様に深く感謝申し上げます。
遠藤美代子
(東京大学医学部附属病院 看護師長, レシピエント移植コーディネーター,人工心臓管理技術認定士)
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特集
1.心拍動下バイパス手術を受ける患者の術後管理/荒木知美
2.開心術を受ける患者の術後管理
1)冠動脈バイパス術/山中源治
2)弁形成術・弁置換術/飯塚裕美
3.大動脈疾患患者の術後管理/山口庸子
4.重症心不全患者の術後管理
1)補助人工心臓装着術を受ける患者の術後管理/加賀美幸江
2)心臓移植を受ける患者の術後管理/遠藤美代子
5.心臓外科術後リハビリテーション/横田一彦
連載
・読み取るチカラを伸ばします! エコトレ〜心エコー図 読み方トレーニング〜 第10回 心エコーを心不全の病態評価に役立てよう! Part2/正木 充
・循環器ナースのための!ガイドライン読解塾〜ガイドラインを理解し,患者支援に活かす〜
第10回 慢性心不全治療ガイドライン/眞茅みゆき
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