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循環器ナーシング 2015年1月号
SOLD OUT |
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2014年12月15日発売
A4変型判 価格:本体 2,000円+税 ISBNコード:978-4-287-86041-0
全ページカラー印刷
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特集●循環器病棟の急変予測シミュレーション
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企画編集/浅香えみ子
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画像をクリックするとサンプルをPDFでご覧いただけます |
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本特集では,代表的な循環器疾患である,狭心症,心筋梗塞,心筋症,弁膜症,不整脈,大動脈疾患で入院している患者さんが,「○○○」のような訴えをしてきたとき,「○○○」のような状態を読者の皆さんが観察したときに,どのような対応をするべきかを判断できるようになることを目指します。
患者さんの病名と主症状から,今後発生しうる最悪の事態である急変を予測し,その進行過程を想定することによって,今,何を観察し,何を判断するべきか,判断した結果に対して何をするべきかを考えられるようになりたいと思います。そのためには,それぞれの疾患の病態生理(疾患の器質的構造)から,訴えが発生し,急変(心肺停止状態)に至る一連の過程を知っている必要があります。
各章の「主訴,現状」ごとに,虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞),弁膜症,不整脈,大動脈疾患の4 つの疾患別に一連の過程を解説します。その過程のなかで観察できる患者さんの変化を経時的に示します。この観察項目は読者の方が,日常的に急変予防の視点として持つべき観察の視点になります。そして,経時的に変化する観察結果を踏まえて,私たち看護師が行うべきケア・対処を解説します。このケア・対処は,急変(予防)対応として看護師がするべき具体的な行動となります。
観察項目とケア・対処はどの「主訴」にも重複してきます。事実,循環器疾患患者さんの病態変化に対応する手段は限られています。しかし,患者さんのどの変化に対して,どのケア・対処を選択するかの判断なくしては,一切の行動は起こせません。
患者さんの命の番人である看護師として,先を予測した急変(予防)対応を目指していきましょう
浅香えみ子
獨協医科大学越谷病院 副看護部長,救命救急センター・循環器内科・ICU 師長
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特集
1.ドキドキする…/山崎誠士
2.胸が痛い…/平山幸枝
3.手足に力が入らない…/合原則隆
4.背中・腰が重い…痛い…/小池伸享
5.ぼーっとしている?反応が鈍い!/笠原真弓
6.呂律が回っていない?滑舌が悪い!/上川智彦
7.息が苦しい…/市村健二
8.声掛けに反応なし!息をしていない!脈がない!/石ヶ森重之
9.急変対応・急変予測の基本スキル/石井恵利佳
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