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| 現場のエキスパートが教える 実践！IBD診療 |
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総編集：渡辺 守（東京医科歯科大学大学院 消化器病態学 教授）
編著：久松理一（慶應義塾大学 医学部 消化器内科），
渡辺憲治（大阪市立総合医療センター 消化器内科） |
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2014年5月1日発売
B5判●224頁●本文全頁カラー
価格：本体9,800円＋税
ISBNコード：978-4-287-11205-2 |
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第一線で活躍する先生方による編集・執筆。実践で役立つIBD診療を学ぶには，まずこの1冊から。
潰瘍性大腸炎・クローン病からなる「IBD（炎症性腸疾患）」について，診断から治療までの一連の流れを易しく解説した “入門書” です。図表・イラストが多数掲載され，本文は箇条書きの読みやすい構成です。基本事項や語句解説から，知っておくと周りに一目おかれる豆知識までを網羅したお得な1冊となっています。
◎数多くの患者に接する医師（＝ “現場のエキスパート” ）による実践的な解説
◎本文を箇条書きとすることで読みやすさ・わかりやすさを追求
◎全頁カラーで写真・図版が見やすい
◎一歩進んだ内容やトピックスもコラムでしっかりカバー
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【巻頭言】渡辺 守
本書は，潰瘍性大腸炎・クローン病からなる「IBD（炎症性腸疾患）」について，その診断から治療までの一連の流れを易しく解説した “入門書” である。図表・イラストを多数掲載し，本文を箇条書きとすることで読みやすさを追求した。若手消化器医や研修医にも最低限知っておいていただきたい基本事項や語句解説から，知っておくと周りに一目おかれる豆知識までを網羅している。各章の執筆についても，実際に臨床にあたって，数多くの患者に接している医師（＝ “現場のエキスパート” ）にご執筆いただくことで，実践的なポイントが濃縮された1冊となっている。
最後になるが，若手医師のためとはいえ，久松理一先生，渡辺憲治先生をはじめ各先生方の想像を超えた熱意と，これまでになかった新しい企画を許していただいた医学出版に深謝したい。特別な思いが詰まった本書を，IBD診療に役立てていただければこれ以上の幸せはない。
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【目次】
1．IBD診療のコツ
1-1．潰瘍性大腸炎の適切な診療のために
1-2．クローン病の適切な診療のために
1-3．クローン病肛門病変 診察・治療の要点
1-4．IBDを診断するうえでのポイント
1-5．IBDと鑑別を要する疾患の特徴，および鑑別のポイント
1-6．IBDの正確な診断や病状把握のための各画像診断法のコツ
1-6-1．大腸内視鏡検査
1-6-2．消化管造影検査
1-6-3．小腸内視鏡検査
1-6-4．CT/MR enterographyによるクローン病診断
1-6-5．超音波
1-6-6．IBD診断における病理診断の位置づけ
1-7．知っておきたい合併症とその対策
1-7-1．腸管外合併症
1-7-2．腸管合併症（癌を除く）
1-7-3．感染症
2．各治療の最適化とコツ
2-1．基本原則：どのように考えるか？
2-2．治療薬を使い分ける/使いこなす
2-2-1．5-ASA製剤〜潰瘍性大腸炎・クローン病〜
2-2-2．副腎皮質ステロイド薬〜潰瘍性大腸炎・クローン病〜
2-2-3．抗菌薬〜潰瘍性大腸炎・クローン病〜
2-2-4．AZA/6-MP〜潰瘍性大腸炎・クローン病〜
2-2-5．シクロスポリン・タクロリムス
2-2-6．潰瘍性大腸炎に対する抗TNF-α抗体療法
2-2-7．クローン病に対する抗TNF-α抗体療法
2-2-8．栄養療法〜クローン病〜
2-2-9．血球成分除去療法〜潰瘍性大腸炎・クローン病〜
2-2-10．内視鏡治療〜クローン病〜
2-3．外科治療の術式と適応
2-3-1．潰瘍性大腸炎
2-3-2．クローン病
3．IBD患者の予後
3-1．潰瘍性大腸炎術後患者の長期予後と回腸嚢炎
3-2．クローン病術後患者の長期予後
3-3．潰瘍性大腸炎の癌発生とサーベイランス
3-4．クローン病の癌発生とサーベイランス
4．こんな患者が来たらどうする？
4-1．妊娠を希望する女性の診療
4-2．小児IBD患者〜診療上の注意点〜
4-3．高齢者：診療で頭に入れておきたいこと
コラム：スーパーバイザー'sアドバイス
・IBD患者の特定疾患登録や身体障害者認証の申請について
・「粘膜治癒」って本当のところ何なの？
・IBDと静脈血栓症
・エビデンスに基づいた診療
・結核のスクリーニング方法
・IBD患者と骨粗鬆症
・IBD治療とB型肝炎〜生物学的製剤を含む免疫抑制治療時のスクリーニングとフォローアップ〜
・抗TNF-α抗体製剤治療を考えている患者に対するワクチン接種
・抗TNF-α抗体製剤に続くもの
・IBD患者の食事について
・NSAIDsはIBDを悪くする？
・IBDはストレスで悪化するか
・IBD患者と喫煙 |
