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レジデント6月号(創刊3号) SOLD OUT |
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2008年5月9日発売 ● AB判 価格:本体2,000円+税
ISBNコード:978-4-287-81003-3
全ページカラー印刷
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第1特集●救急外来で慌てない!
急性腹症の診断と治療の基本 |
企画編集/福島亮治+安原 洋 |
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第2特集●研修医のための当直ガイド |
井上 暁+稲田健太郎 |
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画像をクリックするとサンプル(PDF)をご覧いただけます |
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急性腹症とは,腹痛を主とする急激な腹部症状を呈し,緊急手術の必要性を早急に決定しなければならない疾患群の総称である.具体的には「急性虫垂炎」,「S状結腸穿孔」などといった疾患名がつくはずだが,必ずしも早期に確定診断が得られない場合もあるので,「急性腹症」と一括され扱われてきた経緯がある.
最近の診断技術の進歩によって,これらの多くの症例で,早い時期から確定診断が得られるようになってきている.したがって,かつては急性腹症の診断名のもとに開腹手術がおこなわれていたような症例も,疾患が特定され,手術の必要性がより的確に判断できるようになってきている.
急性腹症患者は救急外来を受診することが多く,レジデントが最初に診察する機会が多い疾患といえる.この中には重症度が異なるさまざまな疾患が含まれている.短時間に的確な診断と治療方針を決定する必要性があるが,そのためには,腹痛の性状や背景となる病態をよく理解し,急性腹症の原因となる疾患の幅広い知識を身につけておくことが重要である.
このような観点から,本特集では,実際の診療現場で役立つ実践的な内容を解説する.
福島亮治
(帝京大学医学部外科学講座教授)
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第1特集●急性腹症の診断と治療の基本……編集企画/福島亮治+安原 洋
◆特集にあたって……福島亮治
◆総論
・急性腹症の基礎─疼痛と代謝……深柄和彦
・腹膜炎の分離菌とその対策……草地信也
・急性腹症に対する診断の手順と初期治療……寺嶋真理子・小谷穣治
◆各論─急性腹症の診断と治療
・胃十二指腸疾患……稲葉 毅
・小腸・大腸疾患……河村 裕・柿澤奈緒
・肝・胆・膵・脾疾患……渡會伸治
・血管疾患……安原 洋
・泌尿器疾患……磯谷周治・堀江重郎
・婦人科疾患……三鴨廣繁 |
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第2特集●研修医のための当直ガイド……井上 暁+稲田健太郎
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■連載
◆診察を極める!Dr.古谷のあすなろ塾
・第3回 浮腫を極める!……古谷伸之
◆プライマリケア医の使命
・第2回 総論その2 正確な診断を下せ……大鐘稔彦
◆法医学教室の窓から
・第3回 承諾を要する解剖と要さない解剖……岩瀬博太郎
◆新連載 研修現場でEBMを実践しよう
・第1回 ステップ0わからないことをわかる
-“わからない”と言えるレジデントになろう……名郷直樹
◆子供なんてコワくない!子供の診察のコツ
・第3回 発熱……早川 浩
◆集中連載 歯周病と全身疾患
・第2回 心臓・血管系疾患および糖尿病への影響……和泉雄一
◆デキレジ〜聖路加チーフレジデントがあなたをデキるレジデントにします
・第3回 「先生! タキってます!」……監修/岡田 定
・レジ力判定チェックシート
◆Q&Aで学ぶ画像診断の基本
・第3回 X線写真の原理,撮影条件と画像の違い……今西好正,福井 厚,徳原 正則,中島 康雄
◆医療訴訟事例から学ぶ,研修医に役立つ知識
・第3回 IC想定外の緊急時における対応……小林弘幸
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■Information
◆BOOK REVIEW |