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レジデント6月号 SOLD OUT |
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12年5月10日発売
AB判136頁 価格:本体¥2,000+税
ISBNコード:978-4-287-81051-4
全ページカラー印刷 |
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特集●救急の現場で役立つ中毒への対処法 |
企画編集/黒川 顕 |
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画像をクリックするとサンプル(PDF)をご覧いただけます |
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本特集は,研修医が中毒患者の診療にあたる際に必要なことを「救急の現場で役立つ中毒への対処法」として企画した。紙面スペースの制約があるため,個々の中毒物質に関する項目は避けた。もっとも,それらに関してはすでに多くの書籍があるため,そちらを参考にしてほしい。本特集では,普通の書籍には取り上げられていないが,実際の救急の現場で必要なことを取り上げた。すなわち,診断,合併症,分析,治療など一般的な項目の他に,中毒情報センターをいかに利用するか,薬物乱用と届出,死亡時の対応,精神疾患を有する中毒患者に接する医師の心得,転院に際して注意すること,精神科の医師からみた薬物過量服用者(ことに繰り返し自殺企図をする者への対応法)などについて触れた。執筆いただく先生方には,できるだけ症例を挙げて具体的に述べていただいている。研修医や若い医師の救急診療の現場で役立たせてほしい。
黒川 顕
(日本医科大学武蔵小杉病院 院長・名誉教授)
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特集●救急の現場で役立つ中毒への対処法
………………………………………………………………………企画編集/黒川 顕
1. 中毒の診断をどのように行うか/広瀬保夫 他
2. 中毒でみられる合併症/伊関 憲
3. 起因物質の分析/堀 寧
4. 血中濃度測定が治療上有用であった中毒症例/朝賀純一
5. 中毒情報センターの利用法/黒木由美子 他
6. 中毒の標準治療(消化管除染と拮抗薬)/杉田 学
7. 中毒の標準治療(輸液および血液浄化療法)/横山 隆
8. 精神疾患を有する中毒患者を診る医師の心得(救急医の立場から)/上條吉人
9. 過量服薬を繰り返す症例への対応(精神科クリニックの立場から)/田中耕司
10. アルコールや乱用薬物による中毒例への社会的対応/清田和也
11. 診療に際し,2次災害を防ぐには/奥村 徹
12. 中毒患者の死亡時の対応/山崎健太郎 他
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【追加情報】
本誌2012年6月号において、執筆者より下記の情報を追加で頂戴いたしましたので、
読者の皆さまにお知らせいたします。
●特集「救急の現場で役立つ中毒への対処法」11. 診療に際し,2次災害を防ぐには
p.94「個人防護衣」の項
昨今の北朝鮮による人工衛星と称するミサイル発射事例において,
ヒドラジンなどのロケット燃料の有害性について取りざたされたが,
このような状況では,レベルB以上の防護装備が必要となる. |
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■連載
◆患者さんとの接し方
・第46話 患者説明では相手に敬意を払うことが大切−専業主婦という肩書き……星野達夫
◆チーレジ-だれもが最初はヤバレジだった- ………監修/岡田 定
・第3回 動脈血ガスの解釈〜5つのstepを学ぼう〜……山添正博
◆みるみる心電図
・第3回 心房細動(AF)と心房粗動(AFL)……村川裕二・田宮栄治
◆慶應循環器内科カンファレンス ………監修/福田恵一 ・第10回 動脈管開存症の一例……村田光繁
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