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月刊レジデント13年7月号
レジデント9月号
13年8月10日発売
AB判128頁
価格:本体¥2,000+税
ISBNコード:978-4-287-81066-8
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特集これだけは知っておきたい酸塩基平衡
企画編集/飯野靖彦
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 人間の血液はアルカリ性に傾いている。なぜだろう? 細胞内のpHはいくつなのだろう? 酸性食品をとっても,アルカリ性食品をとっても血液のpHは変化しない,なぜだろう? 糖尿病でケトアシドーシスが起こるのはなぜだろう? 腎不全患者の呼吸がはやくなるのはなぜだろう……?
 酸塩基平衡障害に関係する疑問は臨床に直結する。酸塩基平衡は Claude Bernard が提唱した内部環境(細胞外液の性状と量)の一部を形成しており,その異常は細胞機能の失調を意味する。酸である水素(H)イオン濃度はnM単位で血中に存在し,ナトリウム(Na)などの電解質濃度(mM)に比べると極々微量であるが,その影響はNaと同じように大きい。その血中Hイオン濃度の調節は腎臓と肺で行われており,陸上動物にとって生存に必須の機能である。
 今回の特集テーマは“これだけは知っておきたい酸塩基平衡”として,酸塩基平衡障害のエッセンスをその分野の一人者に執筆していただいた。これだけ知っていれば多くの患者を救うことができ,知らないことは許されない。
飯野靖彦
(日本医科大学 名誉教授)
特集これだけは知っておきたい酸塩基平衡……企画編集/飯野靖彦
1. 血液ガスの測定法は?:動脈血ガス測定の注意/寺田典生 他
2. どんな患者で血液ガスを測定するのか?/安田 隆 他
3. Henderson-Hasselbalch の式ってなんだ?/鶴岡秀一 他
4. アニオンギャップってなんだ?:血液AGと尿AG/長浜正彦
5. カリウムと酸塩基平衡/田部井 薫 他
6. 腎臓からの酸の排泄/佐々木 成 他
7. 血液ガスの読み方(step by step)/深川雅史 他
8. 代謝性アシドーシスの診断と治療/北村健一郎 他
9. 代謝性アルカローシスの診断と治療/内田俊也
10. 呼吸性アシドーシスの診断と治療/稲瀬直彦 他
11. 呼吸性アルカローシスの診断と治療/伊中愛貴
12. 混合性酸塩基平衡異常の診断と治療/柴垣有吾 他

連載
◆患者さんとの接し方
 ・第61話 「おじいちゃんの様子がいつもとちがう」−診察が診療の助けとなった患者さん……星野達夫
◆みるみる心電図
 ・第18回 洞不全症候群………村川裕二・田宮栄治
◆チーレジ-だれもが最初はヤバレジだった- ………監修/岡田 定
 ・第18回 急性膵炎〜診断,治療の肝をおさえよう〜……佐藤真洋
◆慶應循環器内科カンファレンス ………監修/福田恵一
 ・第22回 50代女性の原因不明の息切れ…………河村朗夫
◆Toxicovigilance−毒を診る−……監修/水谷太郎
 ・第2回 きんぴらゴボウを食べて意識障害?…………阿部智一

訂正文
レジデント2013年9月号において,以下の箇所に誤りがありましたのでお詫びして訂正いたします.

・2章 どんな患者で血液ガスを測定するのか
 p13 1. 言葉の定義,使用するツールを覚える
 ・アルカローシスの項 1行目

 誤:体内にpHを下げる病態が存在している状態
 正:体内にpHを上げる病態が存在している状態

皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます.