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月刊レジデント14年1月号
レジデント2月号 SOLD OUT
14年1月10日発売
AB判128頁
価格:本体¥2,000+税
ISBNコード:978-4-287-81071-2
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特集すべてに物語がある 攻める問診〜このフレーズで切り開け!!〜
企画編集/寺澤佳洋・山中克郎
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 「鑑別を絞りきれていない=攻めきれていない」.このような状態に陥らないために,至極の問診方法を各先生に教えていただくこととした.本特集にあたっては,以下の 5 つのPOINTを重視した.
POINT①危険な疾患の除外のための問診.
POINT②パッケージで攻める:
ある疾患に対して,関連する項目をパッケージで覚えておくことは有用である.
POINT③キーワードをどう抽出するか:
「閃輝暗点→片頭痛」というロジックはあるが,閃輝暗点をどう聴き出すか.
POINT④キーワードからの展開:
診断の鍵となるフレーズ,絶対見逃してはいけないキーワードをまとめる(例:雷鳴様頭痛→くも膜下出血,下垂体卒中,内頸動脈 / 椎骨動脈解離,脳静脈洞血栓症,可逆性脳血管れん縮症候群).回答によっては,診断を絞り込むことができる≒特異度の高い問診項目を知っておくと,snap diagnosis とまではいかないが,確定診断がぐっと近づくこともある.
POINT⑤見落とすな!項目:
各思考プロセスで,陥りやすいミスや見逃しやすい疾患に関しての注意書き.

 さらに,明日から実戦で使える具体的なフレーズと,そのフレーズの真意,またその回答によってどのように推論するかを織り交ぜた.ぜひ,本特集を活用して明日から「攻める問診」を実践し,自分流の至極のフレーズをみつけてほしい.
寺澤佳洋(藤田保健衛生大学 救急総合内科 助手)
山中克郎(藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授)
特集すべてに物語がある 攻める問診〜このフレーズで切り開け!!〜……企画編集/寺澤佳洋・山中克郎
1. 問診の基本事項と問診で使う統計/寺澤佳洋 他
2. 頭痛/寺澤佳洋 他
3. めまい/竹内元規
4. 胸痛/峯澤奈見子
5. 腹痛/松清有美香
6. 女性の腹痛/宮﨑 純 他
7. 咳嗽/江本 賢 他
8. 下痢・便秘/尾田琢也 他
9. しびれ/一ノ瀬英史
10. 関節痛・関節炎/胡 暁華 他
11. 記憶障害・記銘力低下/眞鍋雄太
12. 不安・抑うつなど心理面の問題/池上亜希子 他



連載
◆Toxicovigilance−毒を診る−……監修/水谷太郎
 ・第7回 日本で一番多い中毒はなに?………阿部智一
◆患者さんとの接し方
 ・第66話 医師の笑顔が持つ効用−笑顔はよい医師患者関係の出発点……星野達夫
◆チーレジ-だれもが最初はヤバレジだった-………監修/岡田 定
 ・第23回 血尿と蛋白尿〜正しく診断しよう〜……閔 治先
◆もっと! みるみる心電図
 ・第5回 QS 波………村川裕二・田宮栄治
◆慶應循環器内科カンファレンス………監修/福田恵一
 ・第27回 陳旧性心筋梗塞に合併したwide QRS 頻拍……谷本耕司郎