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レジデント5月号 SOLD OUT |
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14年4月15日発売
AB判136頁
価格:本体¥2,000+税 ISBNコード:978-4-287-81074-3
全ページカラー印刷 |
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特集●消化器疾患治療薬の効果的な使い方 |
企画編集/木下芳一 |
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消化器疾患は,日常診療のなかで最もよく遭遇する,レジデントにとっても馴染みの深い疾患である。胃食道逆流症や潰瘍などの酸関連疾患,機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群などの機能性消化管疾患,慢性便秘などは,代表的な一般消化管疾患である。これらの疾患には,プロトンポンプ阻害薬,ヒスタミンH2受容体拮抗薬,胃粘膜防御因子増強薬,消化管運動機能改善薬などが用いられるが,これらの薬剤の特性,使い分けについて,十分理解できているレジデントは多くはない。これらの薬剤を胃薬とひとまとめにしたり,数種の薬剤を併用投与している処方をよく目にするが,副作用の出現頻度が高くなるため勧められない。また,下剤もきわめて一般的な薬剤で使用頻度も高いが,浸透圧下剤と刺激性下剤の使い分けを十分に理解すること,刺激性下剤の投与が禁忌となる例も少なくはないことを知っておくことは大切である。
今回の特集では,レジデントが遭遇することの多い消化管疾患を取り上げ,それらに対して使用される薬剤の特性を十分に理解し,効果的で安全に使用する方法を,その道の専門医に解説していただく。
木下芳一
(島根大学医学部 内科学講座〔内科学第二〕 教授)
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特集●消化器疾患治療薬の効果的な使い方……企画編集/木下芳一
1. H2受容体拮抗薬とプロトンポンプ阻害薬の使い分けはどうする?/足立経一 他
2. プロスタグランディン製剤の効果:使い方にコツはある?/岩切龍一 他
3. 胃粘膜防御因子増強薬と胃酸中和薬はどう使う?/樋口和秀 他
4. 消化管運動機能改善薬の実力と使い方/眞部紀明 他
5. H. pylori除菌は誰に対してどう行う?/村上和成 他
6. 抗うつ薬,抗不安薬は消化器疾患にどう使う?/大島忠之 他
7. NSAIDs,アスピリン使用時の上・下部消化管障害はどう防ぐ?/藤森俊二 他
8. 上部消化管出血の診断と治療はどう行う?/天野祐二 他
9. 炎症性腸疾患への抗TNF-α抗体製剤の使い方と使い分け/石原俊治 他
10. 炎症性腸疾患への5アミノサリチル酸製剤の使い方と使い分け/八島一夫
11. 感染性腸炎にはどう対処する?/大川清孝 他
12. 便秘薬の最新の使い方/下山 克 他
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■連載
◆Toxicovigilance−毒を診る−……監修/水谷太郎
・第10回 それって本当にアレルギー?………阿部智一
◆患者さんとの接し方
・第69話 同じ疾患の患者さんが100人いれば症状は100通り−臨床医の役割……星野達夫
◆もっと! みるみる心電図
・第8回 下壁梗塞………村川裕二・田宮栄治
◆慶應循環器内科カンファレンス………監修/福田恵一
・第30回 冠動脈疾患と大動脈弁狭窄症を合併した患者が胸痛を呈したら?……林田健太郎
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