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東京 5/28(日)
 日常の看護業務を行う上で,検査値を適切に解釈することは重要である。患者の電子カルテを開けば,今朝,採血した検査の結果が午前中のうちには表示されている。病室を回って,患者と接した際に感じとった患者の状態の変化を,検査値を見ることで客観的に捉え,早期の対応に結びつけることができる。
 ケーススタディと総論では,症例の血算,生化学,免疫検査などの結果の一覧を提示して,どういう異常値があるか,それはどのような病態を示し,どのような症状と結びついているかを説明する。また,検査値の基準範囲とは何か,生理的変動とはなにかを解説する。各論では,血算,生化学,免疫,尿,細菌など検査の種類ごとの項目について,その異常値がどういう意味を持つかを説明する。
 例として,①消化器疾患の患者が夜間に血圧が低下し貧血を呈している。血算や生化学検査の結果から,貧血になった原因をどのように推測して患者に対応するか,②心臓に異常はないはずの白血病患者の心電図モニターを見たら,心室性期外収縮が頻発している。電子カルテを開いて,どういった項目の検査値を確認すべきか,③患者が急に発熱した。感染症による熱か,他の原因による熱か,どのような検査値を見たら,鑑別に有用か,④高齢女性の手術前検査で,HIVスクリーニング検査が陽性と出た。どう解釈し,患者にはどう対応するか,⑤ある患者から3日前に採った血液培養で,Staphylococcus epidermidisが検出されたと細菌検査室から病棟に緊急連絡があった。敗血症性ショックにでもなっているのではと心配になり,その患者のところに行ったが,本人は見舞客と談笑している。どう解釈すべきか,など,日常の看護業務と関わりのある検査結果の解釈について説明する。


東田修二 先生
東京医科歯科大学
【講師からのメッセージ】
 検査値が示している意味を理解することは,患者さんの状態を正しく把握して,適切な看護をするために重要です。受け持ち患者さんと話していて,今日は何かおかしいなと感じた場合,電子カルテを開けて,検査値をみれば,その原因が分かり,適切な対応につながることがあります。

【東京会場】
会 場:東京会場 ※詳細は決まり次第お知らせします。
日 時:2017年 5月28日(日)
※セミナー内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【本セミナーの目標】
検査値が意味する内容を理解し,患者さんの症状と結びつけて解釈することができる。
種々の検査の結果を統合的に解釈することができる。
適切な検体採取ができる。
検査値の誤ったメッセージ(偽陽性や変動要因)を見抜くことができる。


9:30〜9:35
オリエンテーション

9:35〜10:40
検査値の見方の総論とそのケーススタディ

- 休憩10分 -
10:50〜12:00
血算の見方

- 昼食60分 -
13:00〜14:00
生化学・免疫検査の見方

- 休憩10分 -
14:10〜15:10
細菌検査・その他の検査の見方

- 休憩10分 -
15:20〜16:30
まとめのケーススタディ(R-CPC形式)

※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。

【プログラム内容】
ケーススタディ:症例の検査結果一覧を提示して,どのように結果を解釈し,患者の症状とどのように結びついているかを説明する。
検査値の見方の総論:検査の基準範囲と“正常値”との違い,検査値の生理的変動,適切な検体採取について説明する。
血算,生化学,免疫,尿,細菌検査の各項目の結果の解釈の仕方を症候と対比させながら解説する。
準備や持ってくるものは特にありません。