HOME看護セミナー > そこが知りたい!心臓カテーテル検査入門〜何を調べる検査なのか〜
皆さんがお勤めの病院では心臓カテーテルを盛んに行っていますか?
心臓CTはどうでしょう?
FFRという検査はご存知ですか?

 心臓カテーテルの始まりは1929年でした。とある先生が自分の静脈にカテーテルを入れて心臓まで進めて内圧を測ったのです。当時は、気でも狂ったのではないかといわれたそうですが、この仕事は後になってノーベル賞をもたらすことになります。これは右心カテーテルですが、冠動脈造影の歴史はもっと後になってから、第二次世界大戦後しばらくしてからのことです。それまでは、「冠動脈にカテーテルを入れるだなんてもっての外。そんなことをしたら患者さんは死んでしまう」と思われていましたが、ある日、偶然入ってしまったのです。そして偶然、造影剤が入ってしまいました。その場にいた誰もが、心臓が止まるのでは!と恐怖に身を震わせたのは、いうまでもありません。しかし予想に反して何事も起こりませんでした。スクリーンには美しい冠動脈が映し出されたのです。
今日では心臓カテーテル検査は年間50万件以上も行われていますので、一般的な検査になっていますが、それでも怖い検査であることには変わりありません。嘘だと思ったら、同僚の医師に尋ねてみてください。「先生は心臓カテーテルを受けたいですか?」って。
「もちろんだよ。へっちゃらだよ。」という先生より、「う〜ん。CTの方がいいなあ。」という先生の方が多いはずです。自分が受けたくない検査を患者さんに勧めるならば、それなりの理由がないといけませんよね。
 今回のセミナーでは、心臓カテーテル検査で何がわかるか、どういうときに必要なのか、結果の解釈のしかた、合併症、看護のポイントについて皆さんとご一緒に勉強したいと思います。講師から皆さんへの一方的な一方通行の講義はなるべく避けようと思います。クイズあり、ディスカッションあり、グループワークあり、いわゆるアクティブラーニングの方式で行います。そのため、まず宿題があります。
1. 講師からのメッセージにあった「おばあちゃんからの電話」にどう答えるか。1000文字以内で答えを考えて、当日お持ちください。
2. 動画教材をお渡しします。当日までに見てきてください。当日の朝一番に教材内容に即したミニテストを行います。
3. 自分なりの質問を考えてきてください。
 めいっぱい楽しく、ためになり、眠くならないセミナーにしようと思いますのでよろしくお願いします。

河村朗夫 先生
国際医療福祉大学医学部 循環器内科 教授
【講師からのメッセージ】
 「もしもし、明子ちゃん?久しぶりねえ。おばあちゃんね、今度、心臓カテーテルを受けなさいって言われたの。検診でね、心電図に異常ありって言われて。CTっていうのを撮ったらね。心臓の周りの血管がぼろぼろだっていうのよ。でもね。カテーテルっていうのは入院が必要なんですって。なんだか怖いわねえ。あなた、看護師さんだから、詳しいでしょ。おばあちゃん大丈夫かしら?」

こんな電話がかかってきました。みなさんは何て答てあげますか?

心臓カテーテル検査(治療)ってどんなことを行うのでしょう?
行う目的は?
どんなことがわかるのでしょう?
心臓のCTとの違いは?
検査ですから危険性はないのでしょうか?
FFRって何でしょう?
心臓カテーテル検査を受ける患者さんの不安を和らげるにはどうしたらいいでしょう?
検査中はどんなことに気をつけていなければならないでしょう?
検査後は?

今回のセミナーでは、こんな疑問を皆さんと考えていきたいと思います。

(お弁当付・講義資料含・税込)
※会場は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【本セミナーの目標】
心臓カテーテル検査の目的を理解し説明できる。
心臓カテーテル検査の方法を理解し説明できる。
心臓カテーテル検査の結果を解釈できる。
心臓カテーテル検査の合併症について理解し対処法を考えられる。

9:30〜10:20
1時限目:プレテスト(クイズ)と解説

10:30〜11:20
2時限目:右心カテーテルと左心カテーテル

11:30〜12:20
3時限目:冠動脈CT・FFR・インターベンション

昼食

13:30〜14:20
4時限目:合併症

14:30〜15:20
5時限目:グループワーク

15:30〜16:30
6時限目:ディスカッション

※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。
ヒューリックカンファレンス
3階

JR総武線 浅草橋駅 西口より徒歩1分
都営浅草線 浅草橋 A3出口より徒歩2分
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