HOME看護セミナー >【中〜上級者向け】心臓カテーテル検査・治療を極めよう!
東京 2019/3/24(日)
 新人の頃,あれほど怖かったカテーテル検査室。数年過ごしたらベテランと呼ばれる立場になった方々がほとんどだと思います。しかし,そのなかにはカテ室のしきたりがわかっただけ,毎日の仕事に慣れてきただけ,そして医師に怒られなくなっただけという方もいらっしゃると思います。それが本当にベテランなのでしょうか? じつは,現在の病院システムのなかで検査や治療の本質を勉強した事がある方は少ないと思います。一つ一つの医師のアクションの意味と,なぜそれに一喜一憂するのかを理解するためには十分な知識が必要です。
 カテーテル検査や治療の専門知識の理解を深めましょう。デバイス選択の根拠,治療のエンドポイント,治療後の予後がわかったうえで,医師・コメディカル一緒に検査や治療をいたしましょう! きっと,もう少しよい医療を患者さまに提供できると思います。
 急性冠症候群の治療は一刻一秒を争います。PCIのなかで,この治療だけが生命予後を改善するのです。治療に携わる全員が一体になって治療を行うことで,患者さまは必ず救われ退院してからもよい人生を続けられると信じたいところです。これには治療の際に何を考えどんな行動をするべきなのかを理解したうえで動くことが大切です。
 慢性完全閉塞病変を含む複雑病変の治療。非常に長い時間を費やし,デバイスも山のように使うことも珍しくはありません。ただ傍観しているだけでは,はっきりいってつまらない時間です。しかし,術者の目的やそこに至るステージがわかることにより,術者と連帯をもって治療に臨めます。このことによって,手技時間の短縮,成功率の向上が図られ,チームとして患者さまの治療をしたという達成感が得られるはずです。
 合併症は一定の確率で起きます。どんなに安全に注意をしていても,インターベンションという侵襲的な治療を行っていることを理解しなければいけません。何か起きないように,そして何か起きたときにはどのように動くべきなのか。医師だけではない,看護師の一秒早い判断が患者さまの命を助けることになります。
 基本的なカテ室のことはある程度わかっている方で,もう少し先を見たい方,今の知識に満足できない方,日常の疑問点をずっと持ち続けて消化できない方,専門知識をしっかりと確認したい方...そんな,カテーテル看護師中〜上級者向けのセミナーを開催したいと思います。もちろん,初心者の方でも必要な知識はたくさんありますので,カテ室に携わるどなたにでも御参加いただければと思います。


吉町文暢先生
東海大学医学部 内科学系 循環器内科
【講師からのメッセージ】
 漫然と過ぎている日々のカテ室業務で満足していませんか? カテーテル検査や治療の本質を理解していますか? 自らの判断で状況に対応できるスタッフを目指しませんか? 必要な専門知識を整理し,エキスパートとしてもう一歩前に進もうとする検査室スタッフのための中〜上級編セミナーです。
 私は国内・海外あわせて100施設以上の病院に招聘され,低侵襲治療や慢性完全閉塞治療を行ってきました。さまざまな環境のよい所も悪い所も経験しています。この知識を共有し,参加された皆様とそのカテ室がステップアップできるように努めます。

※会場は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【本セミナーの目標】
カテーテル検査や治療の専門知識(デバイスと薬剤) を整理し理解する
急性冠症候群の病態と治療を理解する
合併症とその対応を理解する
自ら考え動けるスタッフになる
国内・世界レベルに通用するカテ室を目指す

10:00〜16:30
オリエンテーション
カテーテル治療の基本の確認 アプローチ,ガイディングカテーテル,
 ガイドワイヤー,バルーン,ステント
循環器系薬剤の知識抗血小板薬,抗凝固薬,血管拡張薬,強心薬,自律神経遮断薬
イメージングへの理解 血管造影,IVUS,OCT/ OFDI,FFR/ iFR,冠動脈CT
特殊機器への理解 ロータブレーター,DCA,レーザーアテレクトミー
複雑病変への治療 石灰化病変,左冠動脈主幹部病変,慢性完全閉塞
急性冠症候群への対応 病態,予後,何をみてどう動くべきか?
合併症とその対応
質疑応答・まとめ
※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。