HOME看護セミナー >看護の現場ですぐに役立つ「輸液」のキホン
東京 2019/5/25(土)
初めまして、医師の佐藤弘明と申します。臨床を行いながら執筆業、Web運営(コウメイ塾)、医師国家試験予備校講師をしており、「医療をいかに分かりやすく効率的に学ぶか」を日々考えております。
輸液の勉強となると以下のような説明から始まることが多いです。
人体の60%は水分であり、その内訳は細胞内40%、間質15%、血管内5%である。動脈の静水圧は45mmHg、膠質浸透圧は30mmHgであり水は血管から間質へ移動する。静脈の静水圧は15mmHg、膠質浸透圧は30mmgであり水は間質から血管へと移動する。 自由水とは・・
これは輸液の初学者、特に看護師さんがまず学ばなければいけないものではありません。それより、
・ 必要な物品の準備
・ ライン確保の仕方
・ 速度の調整の仕方
・どが学ぶ優先度は高いです。本セミナーではこれらから説明していきます。一方、ライン確保など普段の業務ができるようになると
・ソルアセトFとソルデム3Aはよく使うけど何が違うのだろう?
・ ビーフリードもよく使われるけど何が良いのだろう?
・ 輸液の教科書に「細胞外液」って書いてあるけど何なのだろう?
ということが気になると思います。正直、知らなくても業務には支障はありません。医師が考えることですから。しかし、輸液について深く知ることができれば普段の業務が楽しくなるでしょう。また、本セミナーの開催は2019年5月です。この時期の研修医の先生はきちんと輸液を理解していない場合があります。看護師さんからの提案でより良い輸液に変更されるかもしれません。そして、
「あの看護師さんすごい!!」
と思われるでしょう。ぜひ本セミナーでそのような知識を身につけていただければ幸いです。

佐藤弘明 先生
内科医
看護の現場ですぐに役立つ「輸液」のキホン著者
【講師からのメッセージ】
参加を検討されている方は何らかの期待、要望、質問、主張があるはずです。例えば、
・4月から働き始めたばかりなので一から教えてほしい
・◯◯について詳しく知りたい
・ソルアセトFとソルアセトDとの違いは何なのか?
・医師がこのようにオーダーしてくれると助かる
本セミナーで解決していきましょう。
中には「参加してみたいけど、聞きたいことが聞けず無駄になったらどうしよう」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。セミナーが終わった後でも質問を受け付け、可能な範囲でお答えしますので(web上で回答)、おそらく満足していただけるかと思います。それでは当日よろしくお願いいたします。

※受講申込の方に直接お知らせします。予めご了承ください。
【本セミナーの目標】
1. 必要な物品の準備ができる
2. ライン確保ができる(留置針、翼状針)
3. 速度調整ができる(クレンメ、輸液ポンプ、シリンジポンプ)
4. 各輸液製剤(生食、ソルアセトF、ソルデム1、ソルデム3A、5%ブドウ糖液、ビーフ
 リード)の使い分けが分かる
5. 中心静脈栄養について分かる。脂肪製剤について分かる
6. やってはいけないこと(カリウム製剤、蒸留水、配合禁忌)が分かる
7. ショックの治療(アドレナリンの適応、使い方)が分かる

Program(10:00〜16:30)
1. 初めに。必要な物品の準備。ライン確保。
2. 速度調整ができる。各輸液製剤(生食、ソルアセトF、5%ブドウ糖液)
3. 各輸液製剤(ソルデム1、ソルデム3A)
4. 各輸液製剤(ビーフリード)、中心静脈栄養、脂肪製剤
5. やってはいけないこと
6. テスト(復習)
7. 質疑応答
※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。