HOME看護セミナー >看護の現場ですぐに役立つ「輸液」のキホン
初めまして、医師の佐藤弘明と申します。臨床を行いながら執筆業、Web運営(コウメイ塾)、医師国家試験予備校講師をしており、「医療をいかに分かりやすく効率的に学ぶか」を日々考えております。
本セミナーの目的は以下の2つです。
1. 病棟での業務が適切にできる
看護師さんが心電図を学ぶ目的は「病棟での業務を適切に行うため」だと思います。教科書によっては細かい原理や正常値から説明しているものがありますが、最初にそれらを学んでも病棟での業務を行えるようにはなりません。まずは電極の付け方や重要な心電図波形を理解することが大事です。
看護師さんが最も気になるのは、ドクターコール(この心電図は医師に報告すべきか?報告するとしてどのように伝えればよいか?)だと思います。病棟で必ず経験する心電図について一つずつ考えていきます。
2. 心電図の学び方を理解する
本セミナー終了後には最低限、病棟業務に必要な知識は身につけることができます。しかし、心電図についてより理解を深めるには自学自習が必要になります。
「それならセミナーに参加せず初めから自学自習すれば良いのでは?」と思われるかもしれません。しかし、心電図はある一定の知識を身につけるまでは自学自習は難しいです。時間だけがかかり挫折してしまうことも少なくありません。
本セミナーでは心電図波形の勉強をしながら、心電図の学び方(参考書の選び方、使用法)についても考えていきます。
それでは当日、よろしくお願いいたします。

佐藤弘明 先生
内科医
看護の現場ですぐに役立つ「輸液」のキホン著者

【本セミナーの目標】
1. 電極の付け方が分かる
2. 重要な心電図の病態を理解し判別できる
3. セミナー終了後、自学自習できるようにな

Program(10:00〜16:30)
1. 効率の悪い勉強
2. 電極の付け方
3. 重要な心電図の病態と判別、対応
 ・心室細動
 ・心室頻拍
 ・心静止
 ・無脈性電気活動
 ・第3度房室ブロック
 ・第2度房室ブロック
 ・洞不全症候群
 ・心房細動
 ・心房粗動
 ・発作性上室頻拍
 ・洞性頻脈
 ・洞性徐脈
 ・心室期外収縮
 ・上室期外収縮
 ・ST上昇・低下
 ・アーチファクト
4. 入門書、ポケットマニュアル、専門書の使い分け
5. テスト(復習)
6. 質疑応答
※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。