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月刊循環器CIRCULATION 11月号 |
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12年10月5日発売
A4変型判104頁 価格:本体¥2500+税
ISBNコード:978-4-287-83015-4
全ページカラー印刷
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特集●群雄割拠の降圧薬
-beyond blood pressure effectは真か嘘か
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企画編集/桑島 巖 |
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アンジオテンシンII受容体拮抗薬が日本の市場に登場して14 年になるが,大規模臨床試験の結果は当初理論的に期待したほどの良好な結果を示していないようにみえる.本特集では心不全,高リスク高血圧,糖尿病合併高血圧,心房細動など心血管疾患などの面から,果たしてARB の降圧を超えた臓器保護効果はあったのか,またトライアルの信頼性はどうなのか,などを各方面から考えてみる企画を立案した.
企画編集:桑島 巖
臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)理事長,東京都健康長寿医療センター 顧問
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1.HOPE 試験からONTARGET 試験,そしてSymplicityHTN 試験へ
〜群雄割拠から非薬物治療へ〜/桑島 巖
2.ARBにbeyond blood pressure effect はあるのか
(1)心不全
a.収縮機能障害/中村元行 他
b.拡張機能障害/原田和昌
(2)虚血性心疾患,高リスク高血圧
a.Pros(ある)の立場から/檜垣實男 他
b.Cons(ない)の立場から/桑島 巖
3.ARB の降圧を超えた腎保護効果に見直しは必要か
(1)私はこう考える1/木村健二郎
(2)私はこう考える2/柏原直樹 他
4.糖尿病高血圧の治療〜降圧の有効性と限界〜/由井芳樹
5.ACE 阻害薬にあってARB にないもの
(1)臨床の立場から/伊藤 浩 他
(2)薬理学の立場から/光山勝慶
6.群雄割拠を制するのはやはりカルシウム拮抗薬
〜降圧こそ臓器保護の原点へ〜/桑島 巖
7.利尿降圧薬のbeyond blood pressure lowering effectはあるのか/植田真一郎
8.オープン試験の信頼性を保証するための方策/景山 茂
9.日本で行われたバルサルタン臨床試験の統計的異質性
〜試験終了時の収縮期血圧,拡張期血圧の群間での一致問題〜/由井芳樹
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