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																| 月刊糖尿病2016年8月号 SOLD OUT |  
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																| 2016年7月20日発売A4変型判/112頁
 価格:本体2,700円+税
 ISBNコード:978-4-287-82086-5
 全ページカラー印刷
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																| 企画編集/佐藤 譲 
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										| 画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます | 
									
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										| 糖尿病神経障害は糖尿病三大合併症のなかで最も発症頻度が高く,患者の QOL を低下させ,生命予後にも影響するにもかかわらず,対応が遅れがちである.その理由は,初期には自覚症状が軽いこと,網膜症の眼底検査や,腎症の尿蛋白や血清クレアチニン測定のような簡明な検査や診断基準がないこと,特異的で効果的な治療がなかったために医師側の関心も十分でないことなどが挙げられる. このような状況においても,糖尿病神経障害の研究は着実に進んでおり,本特集号では成因・病態について最新の知見を交えて第一人者から解説していただく.さらに,本邦において最近報告された病態についての最新情報も紹介していただく.診断については神経伝導速度測定がゴールドスタンダードであるが,訓練を積んだ検査室が必要であり,設備の整った病院以外では検査されていないのが現状である.これに対して,糖尿病性神経障害を考える会による“糖尿病性多発神経障害の簡易診断基準”が臨床現場で広く使われ,病期分類の提案もなされている.本特集号ではベッドサイドでの診断方法や早期診断に有用な各種診断機器や検査の最新情報も紹介していただく.さらに,治療については成因に基づいた治療や,各種治療薬が登場している有痛性神経障害への対応について教えていただく.また,近年期待されているインクレチンや細胞治療の可能性についても解説していただく.
 この分野の指導的専門医による糖尿病神経障害の成因・病態・診断・薬物療法についての最新情報は臨床の現場で大いに役立つに違いない.
 
 
												佐藤 譲(東北医科薬科大学 若林病院 院長)
 
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													| Ⅰ. Ⅱ.
 Ⅲ.
 Ⅳ.
 
 
 
 
 
 Ⅴ.
 
 
 
 
 Ⅵ.
 
 
 
 Ⅶ.
 
 
 
 |  | 糖尿病神経障害の成因と病態/八木橋操六 糖尿病神経障害の病期/佐々木秀行
 ベッドサイドでの糖尿病神経障害の臨床的診断/馬場正之
 糖尿病神経障害の早期診断に役立つ検査
 1.ニューロメーター/石田和史
 2.表皮内神経線維の疼痛閾値の測定/久木留大介・佐藤美希・荒木栄一
 3.ニューロパッドテスト/吉岡敬治
 4.生体共焦点顕微鏡角膜モジュールを用いた,糖尿病患者における角膜神経叢の神経密度解析
 /宇都宮嗣了・長岡泰司
 糖尿病神経障害の特殊な病型,病態
 1.糖尿病性自律神経障害/麻生好正
 2.有痛性糖尿病神経障害の疫学/伏見佳朗・亀井信二・金藤秀明
 3.糖尿病神経障害と睡眠時無呼吸症候群/松林泰弘・曽根博仁
 4.糖尿病神経障害と左室機能障害/田中秀和
 糖尿病神経障害の薬物療法
 1.成因に基づく治療/姫野龍仁・中村二郎
 2.有痛性神経障害の治療/松岡 孝
 3.糖尿病性末梢神経障害と漢方/吉野鉄大・渡辺賢治
 糖尿病神経障害の新しい治療の展望
 1.インクレチン/神谷英紀・姫野龍仁・中村二郎
 2.細胞移植療法/成瀬桂子
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