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WOC Nursing 19年1月号
A4変型判
2019年1月発行
価格:本体2,700円+税 [価格改定のお知らせ
ISBNコード:978-4-287-73062-1
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特集【保存版】これからの5年を徹底予測! 医療安全対策,感染対策,褥瘡対策の院内マネージメント−医療再編と保険制度の課題と対策−
企画・執筆/高水 勝(スリーエム ジャパン株式会社 医療用製品事業部 マネジャー,公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント)
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 2018年は,診療報酬・介護報酬の「W改定」や,2次医療圏ごとに病床数や病床機能を再編する「地域医療構想」の加速化など多くの医療・介護制度改革が同時にスタートした惑星直列の年でした。
 「チーム医療」についても,診療報酬だけでなく,医療再編の大きな流れの中で運用することがとても重要です。
 本特集では,WOCが日ごろから密接に連携する「医療安全対策」と「感染対策」とを併せて特集を組みました(WOC領域の中では褥瘡に絞りました)。
 「医療安全対策」「感染対策」「褥瘡対策」は,他のチーム医療と異なり,医療法や診療報酬でも,別格の扱いになっており,筆者は「チーム医療の3本柱」と呼んでいます。
 この3つの柱の軸である医療安全管理者,ICN,WOCの方の院内マネージメントの課題は共通する部分と独自の部分がありますが,3つの調整や整合性がとれていないことで院内が混乱していることもよく見受けられます。医療再編の渦中のチーム医療では,それぞれの活動や規定を相互理解し,整合性をとりながら院内マネージメントをすることが,ますます重要になります。
 医療再編による病床数の削減による病床の利用率(稼働率)の上昇が,ベッドコントロールに影響し,主たる診療科の病棟に他科の患者が入院することも日常的に起こる「混合病棟化」がさらに加速することが想定されます。
 看護現場では,働き方改革の中で,教育・研修時間の確保がさらに厳しい状況になっていることは実感されていると思います。
 病院機能は明確に分化されてきており,200床以上の紹介型の病院と,200床未満のかかりつけ病院では,外来部門を含め医療提供における役割が異なります。
 ①「混合病棟化による幅広いスキルの要求」,② 「研修時間の確保の困難さ」,③「病院の機能の分化」という複合的な命題を解決しながらチーム医療を実践するには,診療報酬だけでなく医療に係る複雑な各種の制度や動向を理解することが不可欠です。その中で,認定看護師などの専門性の高い看護師の役割も変わってきています。
 第1章では,現状の医療環境や医療再編を多面的に解説し,チーム医療が今後5年でどのように変化するかを筆者の予測を交えサマリーさせていただき,第2章以降で,各種の公的なスライドをQ&A形式で解説したいと思います。
 本特集は,分担執筆ではなく,すべての記事を筆者の責任のもと1人で書かせていただきました。
 なお,このような執筆の機会をいただきながら,体調不良等で予定した期日から3か月ほど大幅に遅れてしまい,出版社ならびに読者の皆さまに大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。少しでもお役に立てれば幸いです。
高水 勝
スリーエム ジャパン株式会社 医療用製品事業部 マネジャー,公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント

1. 2025年,2040年を見据え,これからの5年を予測する!
2. 医療再編(医療計画,地域医療構想,病床機能報告)
3. 診療報酬の基本
4. 平成30年度診療報酬改定のトピック(看護体制,看護必要度)
5. 行政による指導等(立入検査,適時調査,個別指導,共同指導など)
6. チーム医療の算定状況
7. 医療法,診療報酬,病院機能評価・JCIの違い
8. 医療安全対策(医療法関連,入院基本料/医療安全対策加算/医療安全対策地域連携加算)
9. 感染対策
 (医療法関連,入院基本料/感染防止対策加算/感染防止対策地域連携加算/抗菌薬適正使用支援加算)
10. 褥瘡対策
 (医療法関連,入院基本料/褥瘡ハイリスク患者ケア加算/療養病棟・褥瘡対策加算/在宅患者訪問褥瘡管
  理指導料/退院後訪問指導料/WOCの同行訪問)
11. 単回使用の医療機器の再製造
12. 病院の区分,特定機能病院,地域医療支援病院,在宅支援診療所
13. 看護師の専門性の整理(認定看護師,特定看護師,診療看護師,JNPなど)
14. 委員会と研修