|
|
|
|
みるみる心電図 |
|
村川裕二(帝京大学溝口病院 第四内科 教授)
田宮栄治(江東病院 循環器内科 副院長) |
|
2014年4月21日発売
A5判●224頁●本文2色刷
価格:本体4,500円+税
ISBNコード:978-4-287-11114-7 |
|
|
|
画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます |
|
|
|
|
見て・見て・目が慣れてくれば,みるみる異常が見えるようになる。心電図ってこんなにおもしろい!
心電図は循環器疾患を診るときの入口です。さらに,呼吸器疾患や電解質異常など,心血管系以外の病態の情報ももたらします。心電図を「小さい窓」でなく,「大きな窓」として活かすにはどうすればいいか,楽しみながら学んでいきましょう。
◎雑誌「レジデント」にて好評連載中の同名連載,待望の書籍化
◎1つの疾患・波形につき2つ以上の心電図症例を挙げ,2人のキャラクターがディスカッションする会話形式
◎「MESSAGE」「TAKE HOME MESSAGE」「まとめ」で重要ポイントが一目瞭然,「Note」でエビデンスをチェック
◎原寸大の心電図により,実臨床で“心電図を見る目”が鍛えられる
◎研修医,循環器内科以外の先生方,看護師や技師の方々など,もっと心電図を楽しんで読みたいすべての医療系スタッフにおすすめ
|
|
|
|
【はじめに】村川裕二・田宮栄治
本書は指導医と研修医の会話形式になっています。読者の対象は研修医,循環器内科以外の先生方,看護師や技師の方々ですが,循環器内科専門医を目指す先生方にもぜひ,読んでいただきたいと思います。
テーマごとに2症例ずつ提示されています。1例目がそのテーマの代表的疾患で,2例目は同様な心電図波形でも別の疾患があることを示しています。
さらに患者さんのデータは細部にわたり99%実話で,心電図の読み方のみならず,治療の進め方や失敗談まで,事実のままに記載されています。一見,漫画のような印象を受ける可能性がありますが,疾患に関するエビデンスまで紹介されています。
最後に本書を少しでも多くの医療系スタッフに読んでいただき,それが社会的貢献につながることを願ってやみません。
|
|
|
|
目次
序文
本書に頻出する略語一覧
第1章 急性心筋梗塞(STEMI)
第2章 急性心筋梗塞(NSTEMI)
第3章 高カリウム血症
第4章 急性心膜炎と肺血栓塞栓症(PTE)
第5章 房室ブロック(AVB)
第6章 洞不全症候群(SSS)
第7章 冠攣縮性狭心症
第8章 ブルガダ症候群,早期再分極と高電位差
第9章 心房細動(AF)と心房粗動(AFL)
第10章 頻拍
第11章 ペースメーカ
第12章 陳旧性心筋梗塞(OMI)
第13章 抗不整脈薬の副作用
第14章 wide QRS
第15章 低電位差
第16章 ジギタリス
第17章 脚ブロック
第18章 種々のP波形
付録:本書に登場する薬剤解説
索引
|