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東京 4/2(日) |
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ストーマケアを考えるとき,身体的,心理的,社会的側面をとらえて全人的な視点で看護をしなければならないことは当然ですが,身体的側面においてまず重要なことは,適切なストーマ装具の選択です。ストーマ造設術後に実施される局所管理の第一歩として,ストーマ装具選択があるのです。なぜ重要かというと,それは言うまでもなく適切な装具が使用されていないと,排泄物の漏れによって社会生活が損なわれ,ストーマ粘膜や周囲皮膚の障害が発生し新たな疾患を生じさせるからです。このことは,ストーマケアに携わる者であれば当然わかっていることで,そのために日進月歩の多種多彩なストーマ装具についての知識習得に努力を続けています。
現在日本国内で入手できるストーマ装具数は300を超え,規格違い(サイズ・色)も合わせると1000をはるかに超えている現状から,ストーマ装具の1つずつを捉えて適応になるケースはこれだという理解の仕方はしません。ケースを集約して共通項目を見出し,その共通項目に対応できる装具はこの範囲である,という考え方が短時間で装具選択を習得する近道でもあります。むろん,中にはこの装具はこのケースを管理するためにある,といった特徴的なものもありますが,それは経験を重ねていくなかで身についていくと思われます。
本セミナーではストーマ装具の基本を学び,看護師がストーマ装具選択に悩む可能性の高い項目について取り上げ解説します。時間がかかると思われがちなストーマ装具選択についての知識が効率よく学べる内容を勉強します。
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講
師 |
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石澤美保子 先生 |
公立大学法人奈良県立医科大学
医学部看護学科成人看護学教授
ET/皮膚・排泄ケア認定看護師
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【講師からのメッセージ】
新しいストーマ装具が毎年発売される昨今において,すべてを把握するのは難しいことです。装具の1つ1つを丁寧に覚えて経験を積んでいくことも重要ですが,いかにポイントを掴むかがストーマ装具選択の鍵といえます。本セミナーでは,ストーマ装具の種類が多すぎて選択に苦手意識のある方や,ストーマ装具の選択の基本を学びたいと思われる方の一助となるような内容を企画しました。
入院日数の短縮とともに,在宅看護においてもストーマ装具選択をしなければならない時代に入ってきました。ストーマケアに自信がない方も,1日かけて基本を学びますので,安心してご参加いただければと思います。 |
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【東京会場】 |
会 場:エッサム神田ホール2号館(JR神田駅より徒歩3分)
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〒101-0047 東京都千代田区内神田3丁目24−5
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日 時:2017年 4月22日(土) |
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※会場は変更となる場合がございます。予めご了承ください。 |
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Section 1:
ストーマ装具の基本I−皮膚保護剤,面板など−(60分)
Section 2: ストーマ装具の基本II−装具の形状,アクセサリーなど−(60分)
- 昼食60分 -
Section 3:
ストーマ装具を選択するために最低限必要なポイントとは?(60分)
Section 4:
合併症対策,ストーマ装具選択を系統的に理解するコツ(60分)
Section 5:
よくあるトラブルに対する対処法(60分)
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※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。 |
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