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BRAIN 2012年4月号 |
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12年3月15日発売
A4変型判 価格:本体¥2000+税
ISBNコード:978-4-287-85008-4
全ページカラー印刷 |
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特集●新人さんも先輩も ニューロナースがマスターしたい10のこと
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企画編集/内田 都 |
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画像をクリックするとサンプル(PDF)をご覧いただけます |
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4月というと新年度のスタート月であり,夢や希望に胸が膨らみます。一方,新しい環境に戸惑うなど,ちょっぴり不安な時期でもあります。私たちの医療現場においても新入職員が多く配置され,その新人ナースは然り,受け入れを心待ちにしている先輩ナースたちも,ともに期待がいっぱいになります。
ニューロナースとしての一歩を踏み出すことになる新人ナースたちですが,脳神経というと,「難しい!」「大丈夫だろうか…」と,誰もが最初は不安な気持ちを抱くに違いありません。しかし,先輩ナースたちは精一杯の工夫と準備をして待ってくれています。
今月号は,新年度にふさわしく,皆さんに役立つ内容をと検討し,「新人さんも先輩も ニューロナースがマスターしたい10のこと」という特集を企画しました。本特集では,北海道から九州まで広範囲にわたる大学病院や地域病院などの施設の方々に,それぞれの立場から,ニューロナーシングのエッセンスをお示しいただきました。
大阪大学医学部附属病院,順天堂大学医学部附属順天堂医院の2施設からは脳外科医がご執筆くださいました。まず大阪大学医学部附属病院からは,“脳神経外科医の立場からナースに知っておいてほしいこと”を。そして,順天堂大学医学部附属順天堂医院からは,“脳神経外科分野に興味をもって,部署の垣根を越えて患者さんを中心に横断的に取り組む意識を持てば,それがニューロナースへの第一歩である”ということを。脳外科は疾患的にもチーム医療を重要とする診療科でもあり,医師からの看護師に対する積極的な協力は多大です。
また,臨床場面での看護師からの執筆内容は,新人ナースが習得すべき脳外科特有の基本的な知識が中心となっており,そこに重要性が表れています。重複部分もありますが,各施設それぞれ,まとめ方に違いがあり,かえって個別的に参考になるものと思われます。すでにマスターしている先輩ナースにとっても再学習の機会になるでしょう。
一方,施設ごとに特徴が表れている部分もあります。知識・技術に力を入れているところがあれば,判断やスピードによって患者の生死を分ける・その後の人生や運命に関わる対応の重要性を強調しているところや,家族を含めた患者さん中心の看護を行うこと,倫理面の配慮をすること,身体的にも精神的にも支援し,早期離床,社会復帰につなげることの大切さが説かれているところもあります。さらには,脳神経外科看護を通して看護の魅力を感じ,やりがいが見いだせるように応援してくれています。
このように,新人から先輩ナースまで幅広く役立つ特集となっています。読者の皆さんに本特集をご活用いただけることを大いに期待しています。
内田 都
(人間総合科学大学,本誌編集委員)
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特集
1. 済生会八幡総合病院/田中奈津子
2. 社会医療法人近森会近森病院 脳卒中センター/尾知美穂,久保田聰美
3. 大阪大学医学部附属病院-脳神経外科医の立場からナースに知っておいてほしいこと-
/中村 元,藤中俊之,吉峰俊樹
4. 東京大学医学部附属病院/遠藤綾乃
5. 帝京大学医学部附属病院-きっとあなたのめざす看護があります-/有村幸恵,土谷明子
6. 順天堂大学医学部附属順天堂医院/山本宗孝
7. 横浜宮崎脳神経外科病院/野垣内 誠,杉山洋介,宮田正信,塩原 博
8. 筑波メディカルセンター病院/石井道子,土川理絵,平村 彩,田中久美
9. 富山県済生会富山病院/菅野陽子,馬場彰一
10. 国立大学法人 旭川医科大学病院/植山さゆり
連載
・ニューロナースの疑問に答える! 脳神経疾患画像診断レクチャー
第6回 脳動脈解離/五明美穂・土屋一洋 企画●土屋一洋
・エッセイ●こころとからだ 第1回 九死の体験から/内田 都
・主要症例で学ぶ ナースが知りたい! 脳神経外科疾患の病態・治療・術後ケア 第8回 頸動脈狭窄に対する内膜剥離術 林 健太郎 企画●林 健太郎
その他 ・「第8回 日本クリティカルケア看護学会学術集会」のお知らせ
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