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理学療法magazine 2015年第2号 |
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A4変型判
価格:本体2,000円+税 ISBNコード:978-4-287-74003-3
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企画編集/坂本親宣 (九州栄養福祉大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 教授)
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人類の80%が一生のうち一度は腰痛を経験するといわれています。腰痛の由来は多岐にわたるため疾患によって,また同じ疾患でも症例の症状や病期に合わせた治療が必要となります。腰痛には慢性化して難治性になるものもあり,症例の人生を左右することさえもあります。腰痛を有する症例は機能障害レベルから社会参加レベルまで多様な障害を有しています。腰痛治療の目的としては,単に機能障害としての腰痛を軽減させることではなく,可及的早期に職場復帰あるいは社会復帰を果たすこと,また再発を予防することも挙げられます。そのためには,評価,治療から生活支援までの総合的なアプローチを行っていかなければなりません。リハビリテーションにおいては理学療法士や作業療法士のみならず全般を統括する医師,症例の状態把握やそれに対するケアといった看護面でのアプローチを行う看護師,治療中あるいは社会復帰に際しての生活支援を行うメディカルソーシャルワーカーなどとの密なる連携が必要となります。
坂本親宣
九州栄養福祉大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 教授
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特集
1 「たかが腰痛,されど腰痛」 坂本親宣
2 腰椎疾患に対する急性期の理学療法 明日 徹
3 腰痛予防に関する事業所としての取り組み 廣滋恵一
4 腰仙部神経根障害に対する術後理学療法 木澤清行
5 コルセットの功罪 平野利栄
6 慢性腰痛に対する理学療法 鬼田勝己
7 食生活,嗜好品と腰痛の関連性 曽根得二
8 在宅介護における介護者の腰痛予防 吉村直人,池永勇二,髙橋博愛ほか
9 理学療法士,作業療法士の腰痛予防 亀田千恵
10 産前・産後の腰痛ケア 中藤佳絵
11 腰痛予防に関する日常生活指導 伊東育未,白山義洋,森 里美ほか
連載
症例から学ぶ理学療法士の人体解剖図実習
第3回 大腿骨頚部骨折 藤野英己,三木明徳
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