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BIRTH 7月号 SOLD OUT |
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A4変型判/96頁 価格:本体1,980円(税込)
ISBNコード:978-4-287-87005-1
全ページカラー印刷 |
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特集●妊娠中から産褥期までつないでみよう
周産期のメンタルヘルス
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企画編集/岡野禎治 |
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画像をクリックするとサンプル(PDF)をご覧いただけます |
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女性のライフサイクルのなかでも,とくに産褥期には心の病気が発現しやすいことが指摘されてきました。1980年代以降,周産期精神医学の分野の多くの研究から,産褥期のうつ病は,1)高い頻度で出現すること,2)心理社会的要因が大きく関与していること,3)母子(相互)関係や乳幼児に対する影響を与えることがわかりました。また,妊娠期にもうつ病が出現することも明らかになりました。さらに,周産期には,うつ病のみならず双極性障害(躁うつ病),神経症性障害などの多様な病気が出現すること,精神科既往歴をもつ妊産褥婦では周産期の再発リスクが高いことも判明しました。英国の調査では,母体死因の中で自殺の占める割合が高く,自殺の原因と推定された産褥精神病,重症の産後うつ病に対する医学的介入の重要性が指摘されました。
助産師の役割として,妊産褥婦のメンタルヘルスを容易に評価でき,さらに治療的ケアのための連携ができる絶好の立場にあります。メンタルヘルス関連の最新のガイドラインでも,助産師による早期の検出と多様な治療的アプローチ,さらに予防的介入という課題が大きく取り上げられています。
そこで,本特集では周産期の医療職に必要な心の病気に対する知識,心理的問題や心理的ケアができるための基本的知識,さらに,連携してケアに繋げるための方法,ケアの技法など基本的なスキルが容易に身につくように,専門の方々に解説していただきました。
岡野禎治
(三重大学 保健管理センター・大学院医学系研究科環境社会医学講座 教授)
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特集 1. 妊娠や出産をめぐる時期における気分障害の評価とケア/小室龍太郎
2. 周産期における不安障害/五十嵐友里,内田貴光,堀川直史
3. 助産師のための産褥期のうつ病の発見法-EPDSの使用方法-/岡野禎治
4. 妊娠期における双極性障害の薬物療法/久保田智香,岩本邦弘,尾崎紀夫
5. 総合周産期母子医療センターにおけるメンタルサポート -助産師の果たす役割-/景山直子
6. 母子のメンタルヘルス・ケアのための助産師教育の重要性/新井陽子
7. 周産期の喪失体験と家族への影響,家族へのケア/富田拓郎
8. インターネットによる産後うつ病の情報提供と啓発の意義と今後の可能性について/須藤弘美
連載
・超音波検査 一目瞭然! -正しい楽しい使い方- 第5回 一卵性?二卵性?/増崎英明
・ドクター竹田の周産期トピックス
第3回 ホルモンはえらい!PART2/竹田 省
・岡本正子先生のからだのためになるレシピ
第5回 夏のさっぱりメニュー/岡本正子
・声なき声を聴くために 胎児心拍数モニタリング判読塾
第5回 判読する項目/鮫島 浩
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