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美容皮膚医学BEAUTY 第13号(Vol.2 No.12, 2019) SOLD OUT |
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2019年11月発売
A4変型判/80頁
定価4,400円(本体4,000円+税10%) ISBNコード:978-4-287-91013-9
全ページカラー印刷
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特集●レーザー治療の実践〜エキスパートにコツを学ぶ〜
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企画編集/長濱通子
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画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます |
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レーザーとは? この質問に即答できる人は案外少ないかもしれません.
レーザーというと一般には機器の名称と誤認されていますが,レーザーはLight Amplification by Stimulated Emission of Radiation の頭文字を取って作られており,誘導輻射によって増幅した光を指す造語です.1960 年にドイツ人Maimanによってルビーレーザーが開発されましたが,レーザーが皮膚科形成外科領域で有効な医療として用いられるようになるまでには長い時間がかかりました.1984年にRox Anderson らによってselective photothermolysisというレーザー光を用いた治療に関する概念が提唱され,90年代以降この概念に基づいたレーザー機器が開発され進化をとげてきました.今ではいろいろなレーザーが種々の疾患の治療に利用されています.一口にレーザーといっても,波長やパルス幅などの違いによってさまざまなレーザー機器が存在しています.レーザー治療を始めてみようと思っても一体何から始めたらいいのか,どんなレーザーをどのように使用したらいいのか,レーザー治療は皮膚に対する侵襲を伴うため成書の知識だけでは物足りないと感じることも多いと思われます.
たしかにレーザー治療に関する本や雑誌も増え,レーザーメーカーやレーザー機器が雑多となる一方,実際のレーザー治療を学ぶ,治療のコツを知るという機会はあまりなく,自身の経験値を糧に日々の診療を行われている先生方も多いのではないでしょうか?
今回の特集号では,成書にはなかなか記載されていないレーザー治療のポイントをつかんでいただくために,レーザー治療が行われている9つの題目(1.太田母斑・異所性蒙古斑,2.乳児血管腫・毛細血管奇形,3.扁平母斑,4.シミ:老人性色素斑・肝斑,5.爪白癬・尋常性疣贅,6.痤瘡・痤瘡性瘢痕,7.赤ら顔:酒さ,8.ほくろ・脂漏性角化症,9.刺青)について,それぞれのエキスパートの先生にレーザーを用いた実際の治療法について,また治療を行う際のコツについての解説をお願いいたしました. 治療経験豊富な先生方の解説が診療における疑問点解決の糸口になることを願っております.
最後になりましたが,今回の特集号によってレーザー治療を正しく理解していただき,お手にとられました先生方の診療のグレードアップにつながれば幸いです.
長濱通子
(神戸百年記念病院 皮膚科・美容皮膚科 部長)
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1.太田母斑・異所性蒙古斑に対するレーザー治療/長濱通子
2.乳児血管腫・毛細血管奇形(単純性血管腫)に対するレーザー治療/岸 晶子
3.扁平母斑に対するレーザー治療/遠藤英樹
4.シミ:老人性色素斑・肝斑・光老化に対するレーザー治療/船坂陽子
5.爪白癬・尋常性疣贅に対するレーザー治療/木村有太子
6.痤瘡・痤瘡瘢痕に対するレーザー治療/大城貴史,佐々木克己,崎尾怜子,大城俊夫
7.赤ら顔:酒さに対するレーザー治療/上中智香子
8.スキャナー搭載炭酸ガスレーザーによる脂漏性角化症・色素性母斑の治療/乗杉 理
9.刺青に対するレーザー治療/宮田成章
連載
弁護医師®の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第13回 乳房をめぐる裁判例
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