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美容皮膚医学BEAUTY 第27号(Vol.4 No.2, 2021) SOLD OUT |
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A4変型判/88頁
定価4,400円(本体4,000円+税10%) ISBNコード:978-4-287-91027-6
全ページカラー印刷
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企画編集/尾見徳弥
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画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます |
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脱毛は,女性において日本のみならず欧米でも大きな需要があり,男性において脱毛を希望する患者も少なくない.とくに近年では高齢者の外陰部周囲の毛の存在が介護の衛生環境の維持に望ましくないことから,手技の簡便なレーザー・ホワイトライトによって脱毛を行うことが介護関係者から勧められている.
脱毛の方法としては,毛抜き,shaving,wax脱毛などの物理的な脱毛,電気脱毛などが従来から知られているが,1990 年代より大きな市場を形成している方法として,レーザー・ホワイトライト(IPLtype)脱毛がある.
レーザー・ホワイトライト脱毛は,手技が簡単で,侵襲が少なく,痛みも少ない一方で大きな効果が得られるとされ,欧米においては医療機関における脱毛で最も高いシェアを占めている.現在,欧米での永久脱毛はほとんどすべてレーザー・ホワイトライトによる脱毛法である.
一方,安易に導入されたため,手技が容易であり,術者が原理や副作用に関して習熟していないこともある.実際,エステティックサロン向けの機種で熱傷や瘢痕などの副作用を生じた結果の刑事事件例も報道されている.また家庭用のレーザー・ホワイトライト脱毛器も発売されており,安全性の面が問題となっている.
本特集では,脱毛の社会的背景を含め,脱毛法の種類,レーザー・ホワイトライト脱毛の原理,施術法,安全性などについてその分野の第一人者の先生方に執筆を依頼した.この特集によって,脱毛に関しての理解とともに,実際の臨床上の知識も十分というレベルにまで至れれば幸いである.
尾見徳弥
(クイーンズスクエアメディカルセンター 皮膚科 部長,日本医科大学 皮膚科 客員教授)
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1.脱毛の医学的意義/青木 律
2.従来行われてきた脱毛法:毛抜き,shaving,wax 脱毛,電気脱毛/尾見徳弥
3.レーザー・ホワイトライト(IPL)脱毛(光脱毛)の原理/木村有太子
4.具体的な光脱毛:アレキサンドライトレーザー/乃木田俊辰
5.具体的な光脱毛:ダイオードレーザー/石川浩一
6.具体的な光脱毛:IPL/根岸 圭
7.蓄熱式脱毛/有川公三
8.皮膚疾患や色素性病変などを伴った患者における脱毛の注意点/河野太郎
9.介護脱毛/山田秀和
10.エステティックサロンや家庭用の装置/尾見徳弥
11.開業医療機関における脱毛の位置づけ/塚原孝浩
12.脱毛におけるマーケティング戦略/上野美律
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訂正文
『美容皮膚医学BEAUTY』第27号において,
以下の図版に誤りがございましたので訂正いたします.
・3章:図2「脱毛レーザーに使用される波長の吸収曲線」(p20)
(正)線を修正
皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
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