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美容皮膚医学BEAUTY 第31号(Vol.4 No.6, 2021) SOLD OUT |
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A4変型判/112頁
定価4,400円(本体4,000円+税10%) ISBNコード:978-4-287-91031-3
全ページカラー印刷
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企画編集/田中亜希子
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画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます |
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二十数年前に私が美容外科医になった頃は,たるみ治療といえば切る手術があたりまえだったが,現在では切るフェイスリフト手術は激減しており,スレッドリフトやフィラー注入,機器によるたるみ治療が主流となってきている.とくにたるみ治療を機器で行う件数は飛躍的に伸びている.その理由は,患者側にも医師側にもあると思われる.患者側の理由は,ダウンタイムを長くとらずに済むように,より低侵襲なものを好む傾向と,心理的な抵抗感が少ないことであろう.医師側の理由は,たるみ治療器の種類が増えて効果的なものが開発されたことと,外科医ではない医師でも施術の習得が容易になったことによると思われる.さまざまな機械が開発されたが,そのなかでもHIFUの登場はたるみ治療に大きな影響を及ぼしたといえるであろう.HIFUは最初に登場したときには非常に高価な機器しかなかったが,今ではさまざまなタイプがあり,安価で優れたものもあるため,気軽に診療メニューに取り入れやすくなった.外科手術と比べて施術の習得が容易になったとはいえ,同じ機械を使用してもよい結果が出せない場合や,施術の副作用が出てしまうこともある.
この特集では,たるみ治療を機器で行っている経験が豊富な13人の先生方に,それぞれの先生が使用している機器の特徴について詳しく解説していただき,それぞれの先生方が施術の際に行っている工夫についても詳しく教えていただいた.13人の先生方がそれぞれ違う機械を使用して,違う工夫を行い,異なった結果を出しているところが興味深い.その工夫を活かした症例写真をお示しいただき,どの機器をどのように使用するとどのような効果が得られるのかを見比べることができる.読者の方々には新たな機械選びの参考となるであろう.また,現在の治療器で今ひとつ納得のいく結果が出せていない方にとっては,13人の先生方の工夫を参考にして,診療に活かしていただければ幸いである.
田中亜希子(あきこクリニック 院長)
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Ⅰ.たるみ治療におけるHIFU治療の位置づけ/黄 聖琥,朝日律子
Ⅱ.HIFU治療
1.HIFUによるたるみ治療1/前多一彦
2.HIFUによるたるみ治療2/朝日律子,黄 聖琥
Ⅲ.コンビネーション治療
1.HIFUとRFのコンビネーション治療/杉野宏子
2.HIFUと他のたるみ治療器とのコンビネーション治療1/塚原孝浩
3.HIFUと他のたるみ治療器とのコンビネーション治療2/荒尾直樹
4.ULTRAcelQ+LinearFirm® を併用したスレッドリフト(G-Lift)/池田欣生
5.HIFUと口腔内照射の組み合わせ/居原田 麗
6.加齢に伴う顔貌変化に合わせたコンビネーション治療/菅原 順
Ⅳ.4世代のサーマクールによる顔貌たるみ治療とその変遷/藤本幸弘
Ⅴ.Er:YAGレーザー口腔内照射および非蒸散型スキャナーによるたるみ治療/宮田成章
Ⅵ.フェイスタイトによるたるみ治療/吉澤秀和
Ⅶ.ダーマペン・マイクロニードリングセラピーによるスキンタイトニング/篠原秀勝
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