HOME雑誌BEAUTY > BEAUTY 19号(Vol.3 No.6, 2020)
BEAUTY 第7号
BEAUTY 第12号
美容皮膚医学BEAUTY 第19号(Vol.3 No.6, 2020)

2020年5月発売
A4変型判/96頁
価格:本体4,000円+税
ISBNコード:978-4-287-91019-1

全ページカラー印刷

特集●美容皮膚科医が知っておきたいメイクアップの知識

企画編集/山本晴代
画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます
目次[PDF 特集[PDF 特集[PDF 特集[PDF
 皮膚科疾患はその症状が自己とともに相手からも「見える」という特徴があり,これが患者のQOLを低下させる大きな要因となっています.とくに痤瘡,アトピー性皮膚炎,血管腫,母斑や白斑などの色素性病変は,顔面に症状が認められる疾患でありQOLの低下は著しいです.
 近年,メイクアップの有用性の検討が多くなされており,メイクアップなどの化粧指導が治療の妨げにならず,むしろ患者QOLの向上に寄与することが確認されています.実際に美容皮膚科外来では,患者から普段のメイクアップやきれいに隠すためのメイクアップについて質問されることが多いです.医師の指導下にメイクアップの指導ができれば患者に安心感を与え,QOLの向上にも有効であると思います.
 本特集号ではメイクアップ化粧品の基本的な知識から,肌質や年齢,各疾患に応じたメイクアップについて,また接触皮膚炎などの副作用や最新知見についても解説をお願いしました.今後は医師も,化粧品業界と情報を共有しながら積極的にメイクアップ化粧品の知識や指導を行う技術を有する必要があると思っています.
 しかし,指導には時間がかかり診察と並行して行うことは困難な場合も多いです.よってメイクアップの指導箋やビデオ,専用Webサイトなどを活用したり,定期的な教室を開催したりするなどの工夫も必要と思われます.
 また,メイクアップ指導に対応していただける紹介先と連携しておくのも日常診療に役立つと思われます.
 本特集号が美容皮膚科に携わる先生方のお役に立てることを期待しております.
山本晴代
(近畿大学病院 皮膚科)

1.化粧・メイクアップとは?その目的・意味/鈴森正幸
2.メイクアップ化粧品の種類と使用方法/村上有美
3.肌質と悩みに応じたメイクアップ/世喜利彦
4.加齢による皮膚の形状や色の変化とメイクアップ/沖山夏子,井上弥生
5.メディカルメイク1:色素異常症(母斑,血管腫,日光黒子,肝斑,白斑など)/山本晴代
6.メディカルメイク2:白斑/村井明美
7.痤瘡のメイクアップ/白髭由恵
8.アトピー性皮膚炎のメイクアップ/小林美和
9.メイクアップ化粧品と肌トラブル/関東裕美
10.メイクアップ化粧品の最新知見/栃木匡人,篠田知明,東 竜太

連載
  弁護医師®の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
  第19回 セクハラ!パワハラ! 院内のトラブル編